僕は毎月、三井住友カード(Olive のゴールド)で20万円ほど払っています。内訳はこうです。
- 10万円:新NISAのクレカ積立(SBI証券)
- 10万円:ふだんの買い物
還元はだいたい1.5%くらい、という感覚でした。ところが条件を調べ直すと、積立の還元率は「積立以外の買い物」の額で決まる仕組みになっていました。
- クレカ積立の還元率(2年目以降)は、前の年のカード利用額が100万円以上なら1.0%、未満なら0.75%
- この「カード利用額」に、クレカ積立のぶんは入らない。買い物だけで100万円が必要
- 月10万円の買い物は年120万円。ちょうど100万円の線を越えている
- 線を割ると、積立120万円ぶんの還元が年12,000→9,000ポイント(−3,000)になる
新NISA月30万円のうち、カードで払えるのは10万円まで
新NISAには毎月30万円を積み立てています(実録#3)。そのうちカードで払っているのは10万円です。クレカ積立は月10万円が上限なので、残りの20万円はカード以外で入れています。
| 月 | 年 | |
|---|---|---|
| 新NISAの積立(合計) | 30万円 | 360万円 |
| うちクレカ積立 | 10万円 | 120万円 |
| カードでの買い物 | 10万円 | 120万円 |
積立の還元率を決めているのは「前の年の買い物」
三井住友カードの公式ページで、Olive ゴールドのクレカ積立の条件を確認しました(2026年10月時点)。
| 前の年のカード利用額 | クレカ積立のポイント付与率(2年目以降) |
|---|---|
| 100万円以上 | 1.00% |
| 10万円以上100万円未満 | 0.75% |
| 10万円未満 | 0.00% |
初年度は一律1.00%。ここに、Olive口座の円普通預金の残高に応じた上乗せ(最大+0.5%)が別に乗る(2026年4月10日以降)。
大事なのは注記のほうです。公式ページには、クレカ積立で使った分は、この「カード利用額」の集計に入らないと書かれています。
つまり、毎月10万円を積み立てて年120万円をカードで払っていても、それだけでは0.75%の側に入ってしまいます。1.0%にするには、積立とは別に、買い物で年100万円使う必要があるということです。
僕の「1.5%くらい」は、この1.0%に、Olive口座の残高による上乗せが乗った数字だと考えられます。
月10万円の買い物は、ちょうど線を越えている
買い物は月10万円なので、年にすると120万円。100万円の線を越えています。月に直すと、線は月8.3万円です。
| 積立120万円ぶんのポイント(年) | |
|---|---|
| 1.00%(前の年に買い物100万円以上) | 12,000ポイント |
| 0.75%(100万円未満) | 9,000ポイント |
| 差 | 3,000ポイント |
上乗せ(最大+0.5%)がある場合は、どちらにも同じだけ足される。差の3,000ポイントは変わらない。
買い物が月8.3万円を下回る年があると、翌年の積立の還元が年3,000ポイント減ります。
100万円の線は、実録#3の「100万円修行」と同じ線
実録#3では、Olive ゴールドを年100万円使うと毎年10,000ポイントの特典と、年会費の永年無料がつく話を書きました(いわゆる100万円修行)。そこでも、クレカ積立は100万円にカウントされないことを確認しています。
つまり、年100万円の買い物という同じ線で、次の2つが決まっていました。
- 100万円修行の特典(毎年10,000ポイント・年会費の無料)
- 翌年のクレカ積立の還元率(1.0%か0.75%か=年3,000ポイントの差)
楽天やAmazonのポイントアップは、まだ数えていない
楽天やAmazonのポイントアップの日に買い物をすると、カードのポイントとは別にお店側のポイントもつきます。合計するとかなり大きい印象はあるのですが、実際に何ポイントになっているかは、まだ数えていません。なので、この記事の計算には入れていません。
まとめ
- クレカ積立の還元率は、前の年の「積立以外の」カード利用額で決まる(100万円以上で1.0%、未満で0.75%)
- 月10万円の買い物=年120万円で、線(月8.3万円)を越えている
- 線を割ると、積立の還元が年3,000ポイント減る。100万円修行の特典と同じ線なので、買い物をカードに寄せることが、積立の還元も守っている
クレカ積立をしている人は、自分のカードの「年間利用額」に積立が入るのかどうかを一度確認してみてください。カード会社や券種によって条件が違います。
この記事は2026年10月時点の三井住友カード公式ページの条件にもとづいています。ポイント付与率や条件は変更されることがあるので、最新の内容は公式サイトで確認してください。特定のカードや金融商品をすすめるものではありません。